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Duo März

Who We Are

​井上ハルカ 

Saxophone 

愛媛県八幡浜市出身、大阪在住のサクソフォン奏者。ダンスや即興絵画、電子音響との共演など、様々なジャンルとのコラボレーションを行う。

2007年ESA音楽学院にて優秀賞を受賞し卒業後渡仏、リヨン地方音楽院を経て2010年パリ国立高等音楽院の入学試験に審査員満場一致で合格。クロード・ドゥラングル氏の下で、特に現代音楽や電子音楽を取り入れた作品にも力を入れて取り組む。サクソフォン科第一高等課程を経て2014年に第二高等課程、並びに室内楽科第一高等課程を修了した後、同音楽院第三課程DAI(アーティストディプロマ)現代音楽科の入学試験に審査員満場一致で合格し、若手の作曲家達による新作の初演も多数手がける傍ら、IRCAM(フランス国立音響音楽研究所)を初めとするヨーロッパ各地でのプロジェクトや『モンテカルロ春の芸術祭』を始めとするフェスティバル、世界サクソフォン会議などのイベントに参加。2015年同課程を修了し秋に日本に帰国、関西を拠点に演奏活動を行う。

ミシェル・タバシュニク指揮ブリュッセル・フィルハーモニックのパリ公演でのルチアーノ・ベリオ作曲《シンフォニア》での客演を始め、パリ国立高等音楽院ロレア・オーケストラ、関西フィルハーモニー管弦楽団、京都市交響楽団など国内外のオーケストラで客演を務める。室内楽では在仏中はパリ、ブルターニュ、ペルピニャン、ストラスブールなどフランス各地でコンサートを開催。2012年、2013年、そして2016年以降は日本にて毎年ソロリサイタルを開催。中でも2016年7月には大阪梅田のザ・フェニックスホールにて『フェニックス・エヴォリューション・シリーズ』に選ばれ、電子音響を駆使したリサイタル《影と光の対話》を開催し、同プログラムでの東京公演も開催。そのほか2017年1月大阪大学会館にて『ワンコイン市民コンサート』シリーズでリサイタルを開催。ブーローニュ・ビヤンクール現代音楽コンクール《Musique du dernier siècle 2014》にて審査員特別賞(サクソフォン部門最高位)を受賞。現代音楽演奏コンクール《競楽XII》にて聴衆賞を受賞。第6回秋吉台音楽コンクール入選。2012年度から2014年度まで、ヤマハ留学奨学生。フランスのメイヤー財団、並びにADAMI財団奨学生。現在は国内のアンサンブルコンテストやソロコンクールでの審査員も務める。「インペトゥス・サクソフォン・アンサンブル」メンバー。2019年7月にリリースされた、アルト・サクソフォンのために作曲されたソナタを集めたファーストアルバム「SONATE」が情報誌レコード芸術にて準特選盤に選出。

サクソフォンを前田昌宏、岩田瑞和子、前田幸弘、ジャン=ドニ・ミシャ、クリストフ・ボワ、クロード・ドゥラングルの各氏に師事。室内楽と現代音楽をイェンス・マクマナマ、へ=スン・カンの各氏に師事。学校法人八洲学園ESA音楽学院専門学校非常勤教員。KMC音楽院講師。

 

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​西岡まり子

​Percussion

京都生まれ。滋賀県立石山高校音楽科、同志社女子大学学芸学部音楽学科卒業。同大学音楽学会≪頌啓会≫特別専修生修了。平成18年度文化庁新進芸術家海外留学制度研修員としてフライブルク音楽大学(ドイツ)、バーゼル音楽大学院(スイス)卒業。第56回ミュンヘンARD国際音楽コンクール打楽器部門ファイナリスト及び特別賞ベーレンライター賞受賞。バイエルン放送交響楽団と打楽器協奏曲を共演。

奨学金を得て参加した第44回ダルムシュタット国際現代音楽講習会にて奨学生賞(ドイツ)、第1回日本ジュニア管打楽器コンクール第1位、第25回日本管打楽器コンクール等入賞多数。平成21年度平和堂財団新進芸術家奨励賞受賞。多くの新作初演、現代音楽公演、CD録音[主にはアンサンブル・ルシェルシュにて客演参加した「シュトックハウゼン作品集」(WERGO)] に携わり、欧州各国をはじめ国内外の音楽祭に招聘・出演するなど、これまでに世界10カ国以上(日本・アメリカ・ドイツ・スイス・イタリア・スペイン・オーストリア・ウクライナ・モンゴル・オランダ等)にて演奏活動。

帰国後も活動は多岐に渡り、ソロリサイタル(京都・滋賀・ドイツ・スイス)、現代音楽アンサンブル(ヨーロッパ・日本)客演、オーケストラ客演、CDや劇伴音楽録音(NHK朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」)等にも参加する他、妹・美衣子との“Duo Cosmo”、恩師との“アンサンブルkitomm”(マリンバアンサンブル)、世界的ジャズピアニスト小曽根真氏+世界的ピアニスト児玉桃氏とのアンサンブル等、多彩な企画・コラボレーションで打楽器の魅力を発信。

2020年は小曽根・児玉両氏とのバルトーク「2台ピアノと打楽器の為のソナタ」ツアーの他、“サントリーホール サマーフェスティバル2020”に於いて山本和智「ヴァーチャリティの平原第二部 iii) 浮かびの二重螺旋木柱列」(2台マリンバ、ガムランアンサンブル、オーケストラの為の協奏曲)を読売日本交響楽団とソリストとして共演し高評を得た。

北川皎、中谷満、山口恭範、吉原すみれ、Bernhard Wulff、宮崎泰二郎、Pascal Pons、Christian Diersteinの各氏に師事。 関西打楽器協会理事。 2019年より green room players メンバー。

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